News Release
ニュースリリース

2016.06.17

日本マクドナルド、第2回「食の安全サミット」を開催
農場から店舗に至る関係者、お客様代表ら計250名が参加
「つなげる食の安全、とどける食の安心」をテーマに
知識や経験を共有し、一層の取り組みの強化を決意

 日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:サラ・エル・カサノバ)は、第2回「食の安全サミット」を、2016年6月13日(月)に東京都内で開催いたしました。
 このサミットは主要原材料を供給する国内外の全サプライヤーと、日本マクドナルドのサラ・エル・カサノバCEO、取締役会メンバー、経営幹部、品質保証担当役員、品質保証担当者をはじめマクドナルド関係者らが集まり、食の安全と安心に関わる理解と衛生品質管理水準の一層の向上を図り、サプライチェーン全体における品質管理と相互協力の更なる強化を目指す取り組みの一環となります。

 第2回となる今回は、「つなげる食の安全、とどける食の安心」をテーマに、第1回サミットに参加したマクドナルド、サプライヤーに加え、農場から店舗に至るサプライチェーン全体の代表のほか、お客様の代表をお招きし、総勢約250名の方にご参加いただきました。

 日本マクドナルド株式会社CEOのサラ・エル・カサノバは、今回のサミットの冒頭で、「第1回食の安全サミット開催後、マクドナルドのフードセーフティの強化とクオリティを向上するために私達が取った行動に対して多くの お客様から強いご支持をいただきました」と述べ、「フードセーフティの強化とクオリティ向上の取り組みの大幅な進展とともに、ビジネスは順調に回復しています。2016年を大いなる逆転の年とするためにフードクオリティ・セーフティをビジネスプラン実施の基礎とすることが必要不可欠であり、引き続き皆様のご協力と、このサミットの中でコミットメントをお願いいたします」と呼びかけました。
 これまでサプライチェーンの中で個々に取り組んできた改善活動から、サプライチェーン間で連携した取り組みが可能な、マクドナルドならではの強みを最大限に活かしたアクションを強化していく決意を示しました。

 今回のサミットは、「つなげる食の安全、とどける食の安心」をテーマに、午前は生産者、製造・加工、物流、店舗、お客様までのマクドナルドのサプライチェーンに関わる代表の方々から、各現場での食品管理システム、衛生管理システムの取り組みをご紹介いただきました。
 午後に行われた2つのパネルディスカッションでは、現場で行われている食品管理システムの実施を、いかにお客さま、消費者に伝えるか、その取り組みについて話し合いました。

パネルディスカッションでは、社外有識者として、横田美香氏(農林水産省食品製造課食品企業行動室長)、湯川剛一郎氏(東京海洋大学大学院教授)をお招きし、国内外の食品安全に関わるシステム整備の取り組みと状況について ご紹介をいただいたほか、カゴメ株式会社から執行役員 ソリューション本部長 川地 真由氏から、お客さまとのコミュニケーションのあり方について事例をご紹介いただきました。基調講演では神井弘之氏(農林水産省食品製造課長)に「フードチェーンにおける協働の取り組み」のご経験とご研究についてお話いただきました。

 「つなげる食の安全、とどける食の安心」は、農林水産省が推進する、フードコミュニケーションプロジェクトの食の安全にかかわるツールの作成や消費者へのコミュニケーションの取り組み、食品業界における食品安全マネジメントシステムの整備の取り組みなどとも共通しており、マクドナルドは国内のフードサービス業界のリーダーとして、お客様に安全な製品を提供するための、農場から店舗までのシステムの整備・向上と、現場の取り組みをお客さまにお伝えするとともに、これからも農林水産省をはじめ行政や食品業界の取り組みに参加し、日本国内における食の安全への信頼向上に貢献できるよう一層努力してまいります。