日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長兼CEO:原田泳幸)は、環境省の「平成21年度チャレンジ25地域づくり事業」の選定地域となった大阪府により、共同事業者として選定され、7月9日に委託契約締結が完了致しました。これに伴い、大阪府の4店舗で排出されるCO2の25%削減に向けた集中的なエネルギー対策工事を10月より順次実施し、翌年3月末までにその実証を行います。なお、実証事業の対象4店舗のうち、枚方バイパス店は10/23(土)、基幹店である梅田茶屋町店は本日11月19日(金)改装オープンし、実証可能な体制が整いました。残りの2店舗についても年内に改装オープンを予定しております。
マクドナルドが実証事業を行う4店舗では、エネルギーの消費量の多くを占める「照明設備と空調設備」を中心に、合計10以上の対策を実施します。
具体的な対策としては、LED照明や客席を中心に看板、駐車場などにも導入し、消費電力の削減を図る他、高効率な空調機(EHP)を導入するとともに、遮熱ペイントや室内の空気循環を改善する装置などを複合的に導入し、空調負荷の削減を行います。さらに、ダクトインバーターや電圧降下制御装置、インバーター冷凍・冷蔵庫、などの効率化機器による電力消費対策のほか、新エネルギーとして太陽光発電装置も導入するなど、多面的な視点からCO2の削減に取り組んでいきます。
実証結果の測定には、店舗の電力消費量を電源の回路ごとに時間単位でモニターできる「見える化」装置を設置し、リアルタイムで消費電力を確認するとともに、目標値との比較を見ながらエネルギー管理を行うシステムなどを導入しています。
マクドナルドは今後も環境負荷軽減への取り組みを継続的に実施するとともに、より多くのお客様に喜んでご利用いただけるよう、更なるサービスの向上に努めてまいります。
- ■実施概要
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実証期間 − 2010年7月より2011年3月(対策前時期の検証を含む) 実施店舗 − 梅田茶屋町店(大阪市北区)、枚方バイパス店(枚方市宮之坂)、ビオルネ枚方店(枚方市岡本町)、1号線出屋敷店(枚方市出屋敷西町)の4店舗
※店舗によって対策内容が異なります対策内容 − LED照明・看板、エコキュート、EHP、太陽光発電、遮熱ペイント、
ダクトインバーター、電圧降下装置、インバーター冷凍・冷蔵庫、他改装オープン日 枚方バイパス店 10/23(土)
梅田茶屋町店 11/19(金)
1号線出屋敷店 11/30(金)予定
ビオルネ枚方店 12/15(金)予定 - 梅田茶屋町店 店舗写真
- 【ご参考】 マクドナルドのエコ活動
- マクドナルドの省エネルギー対策としては、高効率な機器や省エネ効果を発揮する設備の導入などを積極的に進めています。最近ではLED照明の導入を始め、2009年には33店舗、2010年には都心の店舗を中心にLED照明を積極的に取り入れています。LED照明導入後と比較すると1店舗当たり、約14%、約18.24トンのCO2を削減しています。また、政府が推進する「チャレンジ25」を支援し、チャレンジャー登録訴求の推進協力、ライトダウン・キャンペーンへの参加など幅広い活動を展開しています。
※マクドナルドの環境への取り組みは、こちらをご覧ください。
http://www.mcdonalds.co.jp/social/energy.html