日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長兼CEO:原田泳幸)は、病気と闘う子どもと看病する家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を建設・運営する財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(所在地:東京都新宿区、以下DMHC)を応援するため、応援サポーターである高橋ジョージ・三船美佳夫妻を1日講師に迎え、11月10日(火)、杉並区立和田小学校にて同校5年生と6年生の子どもたち約85名を対象に、保護者参観型総合学習の時間として、「心育(こころいく)教室」を開催しました。子どもたちの心を育むことを目的としたこの「心育教室」は、日本マクドナルドが、病気と闘っている子どもたちとその家族を支える「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を一人でも多くの人に知ってもらい、チャリティーに参加してもらうことを目的として11月6日(金)より店舗で開催しているマクドナルド・チャリティーキャンペーン『ハッピーおりづるプロジェクト』の活動の一環です。
「心育教室」は、全国に病気と闘っている子どもたちが多数いること、またチャリティーを通じて仲間の力になれることを子どもたちに理解してもらう活動です。「心育教室」では、同日せたがやハウスを応援訪問してきたばかりの高橋ジョージ・三船美佳夫妻が、自らの目で見てきたハウスの様子とともに、病気と闘う子どもたちとその家族の様子や、彼らを応援する「ドナルド・マクドナルド・ハウス」と地域ボランティアの人々について紹介し、誰でも簡単に参加できるチャリティーとして、鶴を折ることを呼びかけました。杉並区立和田小学校5、6年生の子どもたちは、夫妻の話に真剣に耳を傾け、応援する気持ちを折り鶴に託して一生懸命鶴を折りました。
高橋・三船夫妻1日講師として語る | 子どもたちと一緒に“おりづる”を折る |
高橋ジョージ氏は、「ドナルド・マクドナルド・ハウスの存在やマクドナルドに置かれている募金箱が、病気と闘う子どもたちと彼らを支える家族のみなさんの負担を減らすためのハウスに使われていることは知っていましたが、実際にハウスを訪問したのは初めてでした。利用者や関係者の方からお話を伺い、病気を抱える不安な時こそ、家族が一緒にいることがどんなに大切で、心の支えになるのかを実感しました。その思いがこの教室を通して、子どもたちに伝わっているとうれしいです。また、今回の「心育教室」は、病気と闘っている子どもたちを応援しているたくさんの人がいることを、元気に学校に通う子どもたちにも知ってもらい、“仲間を助けたい、応援したい”という優しい心を育てる主旨のものでしたが、予想以上に子どもたちが私の話しに真剣に耳を傾けてくれ、感動している気持ちが伝わってきました」と講師としての教室を終えた感想を述べています。
また三船美佳氏は、「鶴を折る子どもたちも本当に一生懸命で、子どもたちのための“心育教室”でしたが、私の心までも育まれた気がします。病気の子どもたちとその家族を応援する心は、子どもだけでなく、大人たちにも、そして少しでも多くの人に知ってもらいたいです」と語りました。
さらに、DMHCの活動と、日本マクドナルドの『ハッピーおりづるプロジェクト』の主旨に賛同いただき、「心育教室」開催の実現の機会を提供してくださった杉並区立和田小学校の福田晴一校長は、「子どもたちが、ドナルド・マクドナルド・ハウスの方のお話しに真剣に耳を傾け、高橋さんの力強い言葉に心を動かされ、三船さんの優しい言葉に心温まっていく様子が見てとれました。病気の子どもたちを応援しようと熱心に折り紙にメッセージを書き、一生懸命鶴を折る姿は、まさに子どもたちの心が「心育教室」を通して、人を思いやる優しい気持ちへと育まれていった証だと思います。参観された保護者のみなさんや関係者の私たち大人も、子どもたちと一緒に心が育まれたのではないでしょうか」とのコメントを寄せてくださいました。
本日子どもたちが折った折り鶴は、DMHCの活動を支援している日本マクドナルドが、11月6日(金)から約2週間*1の予定で実施している『ハッピーおりづるプロジェクト』にて折られた折り鶴とともに、2010年春(予定)に6ヵ所にある各ハウスへ贈呈される予定です。 『ハッピーおりづるプロジェクト』は、期間中ハッピーセット購入者に折り紙を渡し、鶴を折っていただくもので、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」のある北海道、宮城県、栃木県、東京都、大阪府、高知県の6都道府県約1,070店舗で実施されています。
※1折り紙がなくなり次第、プロジェクトは終了します。
現在、病気と闘う子どもの数は、全国で20万人と言われており、子どもたちの家族は自宅と入院先との二重生活による経済的な負担や、離れて過ごすことでの精神的負担を感じています。「ドナルド・マクドナルド・ハウス」とは、これらの負担を少しでも軽減し、家族が病気と闘う子どものすぐそばで、子どもの治療を支えることに専念できるよう、病院のすぐそばに建てられた滞在施設です。家族がすぐそばにいることへの安心感はもちろん、遠く離れた家に帰る外出許可は出なくても、ハウスへの外出許可なら出やすいこともあり、ハウスで家族と過ごせることもあります。また家族は、同じような境遇の家族とハウスで出会い、触れ合い、支えあうこともできます。「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は、DMHCによって運営され、多くの地域ボランティアの方々に支えられています。現在、日本には、北海道、宮城、栃木、東京、大阪、高知の6ヵ所にあり、ハウスを誘致したいという声は他の地域からもまだまだ挙がっています。
- 「ドナルド・マクドナルド・ハウス」について
- “HOME AWAY FROM HOME(我が家のようにくつろげる第2の家)”をコンセプトに、遠隔地から入院している病気と闘う子どもとその家族のために高度小児医療を行う病院に隣接して設置された滞在施設です。世界30ヵ国合計288ヵ所(2009年8月現在)に建設され、日本では北海道、宮城県、栃木県、東京都、大阪府、高知県の6ヵ所に建設・運営されています。現在、難病で苦しむ子どもの数は、全国で20万人と言われており、その家族は、自宅と入院先との二重生活による経済的な負担や離れ過ごすことにより精神的負担を感じています。これらの負担を少しでも軽減し、家族が子どもの治療を支えることに専念できるように、ハウスは1日1人1,000円で利用できます。ハウスは、自宅にいるのと同じように過ごしていただけるよう、プライバシーが守られるベッドルームのほか、キッチン、リビング、ダイニング、ランドリー、プレイルームを備えています。宿泊、自炊ができるとともに、地域ボランティアの方のご協力のもと病気と闘う子どもたちとその家族を応援する様々な取り組みを行っています。
- 財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンについて
- 平成11年(1999年)4月1日に設立された特定公益増進法人認定の財団。入院している子どもとその家族がよりよい生活をおくれるようにサポートするために福祉、医療分野等で活動するボランティアへの助成、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の設置などを通じて、地域社会における支援体制の確立に寄与することを目的としています。
- 日本マクドナルド株式会社について
- 地域と共にあるマクドナルドとして、一人ひとりがボランティアやチャリティー活動に参加しやすい環境づくりと、より一層の「チャリティー文化」を日本に根付かせていきたいと願い、病気と闘う子どもとその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の支援を目的とした社会貢献活動をハウス設立当初から実施しています。社員やクルーによる募金活動や「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の現場ボランティア活動など様々なプログラムを展開し、ハウスの存在や意義を伝えるとともに、チャリティーへの関心と参加を促進しています。この他、“未来の社会をになう子どもたちの健全な育成の支援”と“地域社会への還元”を目的に、地域貢献、エコロジー、スポーツ支援、教育支援といった分野においても多種多彩なCSR活動に取り組んでいます。具体的には、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」支援のほか、環境対策としての省エネルギー化・リサイクル対策や厚生労働省の推進する若者向け就職サポートプログラム「Yes-プログラム」への協力、学校現場をサポートする食育支援などの取り組みが挙げられます。
- 杉並区立和田小学校について
- 昭和7年(1932年)創立。地域のなかを地域とともに歩む学校をモットーに、明るく伸び伸びとした校風と特色ある教育活動が特徴の公立小学校です。教育目標でもある「深く考える子ども、思いやりのある子ども」の育成を目指してボランティアやチャリティー、エコ活動にも力を入れています。例えば、児童が自主的に参加する赤十字実行委員、奉仕委員会が中心となって企画・運営・実践を行い、平成21、22年度、全国赤十字モデル校となっているのもそのひとつです。また、子どもたちにとって21世紀に必要な資質として、IT教育にも力を入れています。平成14年度には平成12〜14年度の文部科学省科学技術・理科教育総合推進事業の実践協力校として、研究成果に対し杉並区より教職員表彰されました。平成18年度には杉並区教育委員会教育課題研究の指定を受け、平成19年研究発表会を開催。現在、約200台のパソコンがインターネットに接続しており、高学年児童が授業に有効活用しています。今年度からは、ニンテンドーDS®を算数の基礎基本の定着・強化としてモジュール授業に取り入れ始めました。
- ※ニンテンドーDSは、任天堂の登録商標または商標です。