日本マクドナルドホールディングス株式会社
2006年11月6日

全世界、そして日本、マクドナルドのCSRの集大成、はじまる
「世界子どもの日」チャリティーキャンペーンを実施


世界子どもの日親善大使、セーラ・ファーガソン ヨーク公爵夫人が日本を表敬訪問
マクドナルド全店で募金箱やハッピーセット1円募金などチャリティーを展開


 全世界のマクドナルドでは、国連が定める11月20日「世界子どもの日」に向け、世界100か国以上の国々で子どもたちの健全な育成をサポートするためのチャリティー活動 "マクドナルド「世界子どもの日」チャリティーキャンペーン"を実施いたします。
これに伴い、日本マクドナルド株式会社[本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長兼CEO:原田泳幸]は、病気と闘う子どもを看護する家族のための宿泊施設を開設・運営する財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(以下、ドナルド・マクドナルド・ハウス財団)の支援を目的として11月6日から20日(世界子どもの日)までの間、マクドナルド各店で募金活動をはじめとするチャリティーキャンペーンを展開します。

企業活動における社会貢献の重要性が増大するなか、当社は環境対策としての省エネルギー化・食品リサイクル対策、厚生労働省の推進する若者向け就職サポートプログラム「Yes-プログラム」への協力や、食育普及の支援などのCSR活動に積極的に取り組んでまいりました。その目的は 、"社会の未来をになう子どもたちの健全な育成の応援"と"地域社会への還元"であり、「世界子どもの日」と連動したこのキャンペーンは当社の様々なCSR活動の中核となるものです。

2002年より世界のマクドナルドで一斉に始まったこのチャリティーキャンペーンは、今年で5回目を迎えます。当社では、高度小児医療を行う病院隣接の宿泊施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を開設・運営するドナルド・マクドナルド・ハウス財団を支援する活動として展開してまいりました。この施設は、病気で入院中の子どもに付き添う家族が一定期間、病院至近に滞在できる施設で、2001年の日本第1号ハウスである「せたがやハウス」のオープン以来、5周年を迎える今年までに5ヶ所のハウスが稼動しています。当社をはじめとする企業・個人からの寄付金や日本各地から寄せられたチャリティー募金と、地域のボランティアの方々の支援によって運営が行われています。

今年は、マクドナルド「世界子どもの日」チャリティーキャンペーンの世界親善大使を務める元イギリス王室のセーラ・ファーガソン ヨーク公爵夫人が来日し、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を訪問して施設利用の家族とそれを支えるボランティアの方々を激励するほか、ドナルド・マクドナルド・ハウス財団の意義や必要性を日本の皆様に直接語りかけるとともに、チャリティーへの参加を呼びかけます。(※活動内容はこちら

また、当社は、石井竜也さん、大黒摩季さん、伊東たけしさん、向谷実さんなどの実力派アーティストを招いて、11月7日に開催される世界子どもの日スペシャル「笑顔になろう。笑顔にしよう。チャリティーコンサート」をサポートし、ドナルド・マクドナルド・ハウス財団の啓蒙と募金活動に協力します。コンサートの模様はBS放送(放映予定:BS日テレ 11月19日)で公開されます。

店頭においては、通年で実施している「はやく元気にな〜れ募金」やハッピーセットお買上げ1つにつき1円募金などの告知を強化し、全国約3,800店のマクドナルド各店がチャリティー促進の活動を行います。
また、社員やクルーを対象とした募金活動やドナルド・マクドナルド・ハウスの現場でのボランティア活動プログラムを展開し、社員一人ひとり、ひいては地域コミュニティが「自主的に社会貢献活動を行う文化の醸成」を促進します。
さらに、11月20日(月)、都内マクドナルド店舗にて、お預かりした募金のドナルド・マクドナルド・ハウス財団への贈呈式を行う予定です。プレゼンターとして眞鍋かをりさんが来店し、ドナルド・マクドナルド・ハウス財団に募金を贈呈するとともに、「世界子どもの日」当日の店舗内での積極的な告知や呼びかけを行います。
(昨年の募金総額は1億7,080万2,266円でした)

当社はCSR活動を企業の重要な社会的責務と考えて積極的に展開するとともに、様々なCSR活動を通じ、一人ひとりがボランティアやチャリティー活動に能動的に参加する「チャリティー文化」を日本に根付かせて行きたいと考えております。
人と人とを結び支援する輪を広げていくために、ぜひご理解とご協力をお願い申し上げます。

財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンについて
  平成11年4月1日設立。病気と闘う子どもおよびその家族等を支援する福祉、医療分野等におけるボランティアへの助成と、ドナルド・マクドナルド・ハウスの設置・運営を通じて、地域社会における支援体制の確立に寄与することを目的としています。
ドナルド・マクドナルド・ハウスについて
  「家族が子どもを支えることが治療のベースである」という考えのもと、難病と闘う子どもたちとその家族のために、小児医療に注力する病院の近くに宿泊施設を設置し、遠隔地から入院している患者の家族が宿泊して子どもを支えるための環境を提供します。子どもたちを支える家族の精神的、経済的負担を少しでも軽くし、家族が子どもの治療を支えることをサポートしています。現在、世界28カ国260箇所で、約3万人のボランティアの方の参加により運営されています。
日本では2001年12月に日本初のハウスが、東京都世田谷区の国立成育医療センター敷地内にオープン。その後、2003年に仙台、2005年高知、大阪、そして今年9月に栃木に5番目のハウスがオープンしました。せたがやハウスの利用率はほぼ100%であり、小児医療に携わる方々の認知や評価も非常に高まってきています。

<参考資料>
笑顔になろう。笑顔にしよう。11月20日「世界子どもの日」
マクドナルド「世界子どもの日」チャリティーキャンペーン2006年度プログラム
セーラ・ファーガソン ヨーク公爵夫人 プロフィール
ケン・ベーラン ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ
プレジデント&CEO プロフィール
以上