news release 2008/04/30

古代オリンピックの謎を解いていく世界規模の新ジャンルゲーム
「The Lost Ring」
北京オリンピック公式パートナーのマクドナルドが支援します

日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長兼CEO:原田泳幸)をはじめとする全世界のマクドナルドでは、「第29回オリンピック競技大会(2008/北京)」(以下、北京オリンピック)のオフィシャルパートナーとして、オリンピックをテーマとした世界規模の最先端オンラインゲーム「The Lost Ring」を支援いたします。

「The Lost Ring」は代替現実ゲーム(Alternate Reality Game、以下「ARG」)と呼ばれる新しいジャンルの謎解きゲームで、インターネット環境があれば世界中の誰でも無料で参加することができます。ARGの特徴は、謎を解く手がかりがネット上と現実世界にちりばめられていることです。プレイヤーはブログや動画、謎の関連サイトといったネット上の情報のほか、電話やラジオ、“東京の某郵便受け”のような実在の場所など現実世界に隠された手がかりを他のプレイヤーと協力して探し、謎解きをしていきます。

「The Lost Ring」のストーリーは、記憶を失ったアスリート6人が世界各地で発見されるところから始まります。彼らの共通点は、「失われたリングを探せ」と刻まれた謎のタトゥーのみ。6人は自身でブログを書いたり、動画投稿サイト「You Tube」に投稿したりして、プレイヤーと一緒になって自分が何者なのか推理していきます。プレイヤーは、まるで登場人物と知り合いになるような感覚でゲームに参加できる面白さ、また、プレイヤーたちが自発的に情報を集めることで謎が解けていく一体感が得られます。

このゲームは2008年3月上旬に世界中に公開されてから、ヤング・アダルト世代を中心に大きな関心を集め、世界100ヵ国以上の100万人以上を結ぶ史上最大のARGへと急速に発展しています。6人の アスリートのうち1人が日本人という設定もあり、国内でも早くもプレイヤー有志が日本語版の手引きサイトを立ち上げたり、ネット上で発見された手がかりとなる資料を日本語に訳したりと、盛り上がりを見せつつあります。

マクドナルドは世界100ヵ国以上に展開しており、全世界的にヤング・アダルト世代を中心に支持されています。オリンピックと同様にチームワーク精神にのっとり、国境や文化を越えて参加できる「The Lost Ring」の支援を通して、世界中のヤング・アダルト世代を結びつけるサポートをいたします。

■ARG(Alternate Reality Game)とは
ARGは日本語では「代替現実ゲーム」と言われます。プレイヤー自身が、ゲームに登場するキャラクターと直接やりとりしながら、現実世界とネット上の双方で行動を起こしながらストーリーを展開していきます。多くの場合、プレイヤーはネット上にコミュニティを形成し、一緒にストーリー分析を行ったり、現実世界とネット上の両方で連携して行動を起こしたりと、プレイヤーが能動的にストーリーに関わっていくことができます。
ARGやそれを用いたプロモーションの例には、2004年秋にアメリカで100万人を巻き込んで行われた「I LOVE BEES」や、2001年に映画「AI」で行われた宣伝キャンペーンなどがあります。
■「The Lost Ring」(http://www.thelostring.com)とは
マクドナルドと国際オリンピック委員会(IOC)、そして世界有数のARGデザイナーであるジェーン・マクゴニガル(Jane McGonigal)とのパートナーシップから生み出されたARGです。「The Lost Ring」は、世界中のゲームプレイヤーに対して、現実世界とネット上での力の結集を呼びかけ、古代競技にまつわる都市伝説と忘れ去られていたミステリーを解き明かしていきます。オリンピックと同様に、競争とチームワークの精神にのっとり、国境や文化を越えて参加できる楽しい方法で世界中の人々を結びつけます。
「The Lost Ring」の中では6人のアスリートを含む8人のメインキャラクターが、古代競技にまつわるミステリーを解くためのヒントをプレイヤーに与えます。各人は、アルゼンチン、ブラジル、中国、フランス、日本、南アフリカ、英国、米国と、世界各地からオンライン上で情報を発信しています。
2008年3月上旬に世界中に公開されてから、特にヤング・アダルト世代から多大な関心を集め、参加者は現在までに100ヵ国以上の国から約100万人以上に上るなど、史上最大のARGへと急速に発展しています。

<ストーリーのあらすじ>
記憶を失った一人のアスリート(アリアドネ)が南アフリカのラビリンスで目を覚ますところから物語がスタートします。彼女に与えられた唯一の手がかりは、「find the lost ring」という謎のメッセージがエスペラント語で書かれたタトゥーです。彼女は、この手がかりに隠された意味を解き明かすミッションに着手しますが、それはさらに、彼女はいったい誰なのか、そしてどこから来たのかという大きな謎へとつながっていきます。彼女は人々に助けを求めますが、すぐに他にも同じような人が世界のあちこちにいることが判明します。世紀末に書かれた秘密のコデックス(写本)と、一人のカリスマ歴史学者によって示される法則によってプレイヤーは曲がりくねった道へと導かれ、ある信じがたい事実へとたどり着きます。そして、ようやく2008年北京オリンピックで世界をひとつに結びつけることができるのです。
■クリエイター紹介
ジェーン・マクゴニガル(Jane McGonigal)

「ARG界の女王蜂」の異名をとるゲームデザイナー。
MITテクノロジー・レビュー誌(2006年)で、
「世界のトップ・イノベータ35人」に選出。

日本の参加者に向けたメッセージ
「このたび、日本で世界最大のARG『The Lost Ring』がリリースされることにとても興奮しています。私は、最初にこのプロジェクトについて打診されたとき、『オーマイガッド、こんな大きなチャンスは2度とないわ』と思いました。マクドナルドがこのプロジェクトを巨大なものに、そして真にグローバルなものにしようとしていることを知っていたからです。オリンピックもマクドナルドも世界中いたるところで語られています。『The Lost Ring』はARGの限りないスケールと可能性を知らしめることでしょう。」
【関連URL】
「The Lost Ring」ホームページ http://www.thelostring.com
日本人キャラクター「のりこ」のブログ http://www.findthelostring.com/noriko/home.do
ゲームやキャラクターの動画 http://jp.youtube.com/watch?v=HV2taCwugzk
日本語版の手引きサイト http://www8.atwiki.jp/lostring
※ご利用に当たっては、「The Lost Ring」ホームページの利用規約をお読みください。
【推奨環境】
ブラウザ Internet Explorer6.0以上、Firefox1.0以上、Mac Safari 2.0以上、iPhone
Flash Player Flash Player 9
OS Windows 2000,XP,Vista,98、Mac OSX

【The Lost Ringホームページ】

【日本人キャラクター「のりこ」のブログ】
マクドナルドとオリンピック
マクドナルドは、世界100ヵ国以上の国で30,000店舗以上を展開、そして160万人が働く世界最大のハンバーガー・レストラン・チェーンです。1976年のモントリオールオリンピックに米国マクドナルドがアメリカ代表チームのオフィシャルスポンサーとなって以来、オリンピックに継続して関わってきました。1996年のアトランタオリンピックでは、企業レストランとして初めてオリンピック村でフードを提供し、1997年からはワールドワイド・スポンサーとなり、今回の北京オリンピックで、6度目のワールドワイド・スポンサーとなります。
マクドナルドとオリンピックの出会いは、1968年の冬季オリンピック大会に遡ります。当時フランスのグルノーブルで競技するアメリカの選手が、マクドナルドのハンバーガーが食べたくてホームシック気味だと新聞が伝えたのをきっかけに、急遽ハンバーガーを空輸したエピソードがあります。以来、マクドナルドは大勢の選手やその家族、ファンにチョイスやバラエティのある「世界共通のおいしさ」を提供してきました。



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