日本マクドナルドホールディングス株式会社
2007年11月29日

アスリート社の追跡調査の結果と
弊社の今後の活動についてのご報告
日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長兼CEO:原田 泳幸)では、今回、マクドナルドの食品安全管理理念に則り、アスリート社における食品の管理状態について再度速やかに、且つ徹底的に調査をいたしました。
調査の内容は以下となります。

11月27日、午前01:00より開始し、27日、28日の両日にかけて日本マクドナルド社の社員12名(DS: Director of Sales 2名、AMD: Area Market Developer 10名)により、当該四店舗の旧アスリート社員、およびクルー(アルバイト社員)に対してひとりずつ、徹底的な聞き取り調査を行いましたのでその結果をご報告いたします。

尚、調査対象、調査人数、調査内容は以下となります。
早稲田店 社員2名 クルー21名 計23名  
大塚駅前店 社員1名 クルー27名 計28名  
新大塚店 社員1名 クルー10名 計11名 社員 5名中 全員に実施
本郷3丁目 社員1名 クルー11名 計12名 クルー全135名中 69名に実施

判明した事実
  • アスリート社員(当時)からはクルーに対して、シールの貼り替えの指示があった。
  • アスリート社員(当時)・クルーにはオーナーからの指示は無し。
  • アスリート社員(当時)は全員期限切れ材料の使用を認識。
  • シェイクマシン分解時サイクルカットを適切に行っておらず、アスリート社員(当時)が基準の逸脱を理解しながら継続的に実施。

以上のことから、(株)アスリート社において、不適切な管理がおこなわれていたことが判明いたしました。お客様には多大なご迷惑とご心配をおかけした事を心よりお詫び申し上げます。

マクドナルドではこの情報を入手後、直ちに営業権をマクドナルド直轄に移管し、クルーに対し理念の徹底と、オペレーションの再確認を実施、現在当該店舗ではマクドナルドの厳しい基準のもとフードセーフティのチェックを完璧にして、営業をしております。

私共は全国の店舗において二度とこのようなことがおこることの無いよう、食の安心・安全の向上を徹底するため、下記のアクションを全社をあげて打ってまいります。

■再発防止の為に、既に行ったこと。

  • 社員、オーナーに向けたCEOメッセージ配布(11月27日)
  • 本社の全スタッフとのコミュニケーション・ミーティング(11月28日)
  • クルー対象のCEOホットライン導入(電話・メール 匿名厳守)(11月29日)
■再発防止の為に、今後行うこと。
  • 全フランチャイズオーナーを集めたフードセーフティ決起集会、宣言書へのサイン
    (11月30日)
  • 全直営店長を集めたフードセーフティ決起集会(2箇所)、宣言書へのサイン 
    (12月5日、 6日)
  • クルー・コミュニケーション(Web等を活用しほぼ毎日)
  • 原田PRESS ROOMの開設(11月30日より12月7日 詳細は追ってご連絡します)
    記者クラブに属しているメディア、新聞協会、ABC協会、雑誌協会の方々
  • オペレーションを「メイド・フォー・ユー」タイプに変更
    (サラダディシュ、サイドサラダ、ヨーグルト)
  • 今後、徹底的に事実を確認する為、全フランチャイズオーナー・直営店長を対象に聞き取り調査を継続