news release 2007/04/03
文部科学省「キャリア・スタート・ウィーク」に協力
〜全国2,127のマクドナルド店舗で中学校生徒の職場体験を受け入れ〜

 日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長兼CEO:原田泳幸)では、文部科学省が推進役となり、全国の中学校生徒を対象に実施する5日間の職場体験プログラム「キャリア・スタート・ウィーク」に協力し、2007年度において全国2127店舗で中学校生徒の職場体験の受け入れをいたします。

 「キャリア・スタート・ウィーク」とは、生徒に将来社会人として自立できるよう、勤労観、職業観を身に付けてもらおうというもので、中学校生徒が企業のオフィスや工場、店舗に赴き、5日間以上の職場体験を実施する産学官の連携のプログラムです。文部科学省が、厚生労働省、経済産業省等関係行政機関や経済団体などの協力を得て、2005年度よりこのプログラムの取り組みを開始しており、今後、全国の公立中学校に普及・促進することを目指しているものです。

 日本マクドナルドでは、文部科学省から事業趣旨、取り組み状況を伺い、社会貢献の立場からお引き受けする運びとなりました。当社では創業以来数多くのアルバイトクルーを教育してきた経験をもとに構築した、独自の学生向け職場体験プログラム「マック・ディスカバリー」が既に稼動中であり、「キャリア・スタート・ウィーク」ではこのノウハウを活かしたプログラムを実施いたします。参加する中学校生徒たちは、身近なファストフード店舗の舞台裏で働くことを通して、仕事の楽しさや大変さを経験するほか、チームワークやコミュニケーションといった対人能力などを学んでいくことができます。当社で協力するマクドナルド店舗は、全店舗の約6割に当たる全国2127店舗が対象となり、受け入れる中学生は1店舗あたり1〜3名程度を想定し、およそ5,000名、中学校単位で申し込みを受付けます。(※申し込み方法は下記に記載)

※職場体験の申し込みは学校関係者の方に限らせていただきます。


【マクドナルド受け入れ店舗情報】
◇日本マクドナルド株式会社ホームページ
 ※文部科学省―産業教育振興中央会ホームページでも情報提供をする予定です。

【申し込み方法】
(1) 日本マクドナルド株式会社ホームページより最寄の職場体験受け入れ店舗を検索
※「トップページ」→「企業情報」→「職場体験学習」というフローで受け入れ店舗リストが閲覧できます。

(2) 該当店舗の店長へ電話にて申し込み
※店舗の改装・行事、その他諸事情の影響で、受け入れが難しい日程もございます。詳しくは各店舗の店長とのご相談となります。



■キャリア・スタート・ウィーク

今日、少子高齢社会の到来や産業・経済の構造的変化、雇用形態の多様化・流動化などを背景として、将来への不透明さが増幅するとともに、就職・進学を問わず、進路を巡る環境は大きく変化しており、フリーターやいわゆる「ニート」が大きな社会問題となっています。
これらの政府方針を踏まえ、文部科学省では、キャリア教育を一層推進するとともに、児童生徒が進路を主体的に選択・計画し、その後もより良く適応・進歩できる資質や能力を伸張するよう、各種進路指導上の支援を実施してきました。

「キャリア・スタート・ウィーク・キャンペーン」は、子どもたちに自らの能力・適性や興味・関心と将来の自分の人生とを関連づけて考えてもらうために、2005年度より実施している職場体験学習活動です。5日間以上の職場体験を通じて子どもたちの勤労観、職業観を育てることを目的としています。

【5日間職場体験の意義】
5日間の体験を通じて、子供達の体験や体験先との人間関係が深まるとともに、子供達にとって働くことの素晴らしさ、喜び、厳しさなどの理解が進むなど、様々な効果が期待されます。緊張の1日目、仕事を覚える2日目、仕事に慣れる3日目、仕事を創意工夫する4日目、感動の5日目など、時間の長さが生徒一人ひとりの心に変容を与えることが期待されます。
詳しくは、以下のURLをご参考ください。

文部科学省HP 「キャリア・スタート・ウィーク・キャンペーン」について



■マクドナルドにおけるキャリア・スタート・ウィークへの取り組み
マクドナルドではキャリア・スタート・ウィーク中、オリジナルの中学校生徒向け職場体験プログラム「マック・ディスカバリー」に基づき、中学校生徒に職業体験をしてもらいます。同プログラムは実施期間中の5日間を通じて、一人のクルーとして働くことについて経験し、考え、自分なりの答えをだしてもらうように体系化され、過去10年の間に全国の中学校生徒約4万人が既に体験をしています。参加者がプログラムを通して、チームワークやコミュニケーションといった対人能力や、プロフェッショナルの基準に沿った衛生意識やサービス、商品の売上や原価から学ぶ経済感覚などを身に付けていけるよう、同プログラムは作成されています。

【マック・ディスカバリー(職場体験プログラム)・主な内容】


・コミュニケーション、チームについて
・衛生、手洗いのルール
・マクドナルドを支える「道具」とメンテナンス
・お客様にとって「マクドナルド体験」となるかけがえのない1個
・全ての作業にシステムと手順がある
・プロの目でみた「清潔」
・きょうのお客様はあす来ないかもしれない〜いま何をする?
・世界共通の「スマイル」

<参考資料>
日本マクドナルド都道府県別 中学生職場体験受け入れ店舗数

※2007年1月現在
  店舗数 人 数   店舗数 人 数
北海道 56 129 滋賀県 36 87
青森県 17 39 京都府 57 123
岩手県 19 49 大阪府 172 381
宮城県 31 93 兵庫県 87 203
秋田県 16 35 奈良県 32 70
山形県 6 15 和歌山県 14 35
福島県 24 59 鳥取県 6 18
茨城県 69 168 島根県 3 7
栃木県 40 99 岡山県 25 57
群馬県 40 90 広島県 31 72
埼玉県 142 354 山口県 10 19
千葉県 119 307 徳島県 10 21
東京都 244 580 香川県 18 39
神奈川県 153 397 愛媛県

26

54
新潟県 31 69 高知県 7 13
富山県 15 28 福岡県 58 134
石川県 23 46 佐賀県 6 16
福井県 13 37 長崎県 13 28
山梨県 23 45 熊本県 34 79
長野県 44 107 大分県 20 41
岐阜県 31 71 宮崎県 9 22
静岡県 69 153 鹿児島県 19 49
愛知県 150 346 沖縄県 25 63
三重県 34 66 総 計 2127 5013


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