日本マクドナルドホールディングス株式会社
2003年9月8日

ホットアップルパイの商品自主回収について

 バマ社(BAMA 本社:米国オクラホマ州)の中国北京工場で生産され、日本水産株式会社が輸入し、日本マクドナルド株式会社が販売しているホットアップルパイに、日本では食品衛生法上食品添加物として使用が認められていない着色料「アゾルビン」が使われていることが日本水産社の内部調査により9月5日判明しました。この報告を受け、日本マクドナルドは法律の遵守とお客様の安心を最優先と考え、同日、対象商品の販売中止と店舗からの回収を決定致しました。

 この着色料はFAO(国連食糧農業機関)/WHO(世界保健機関)で構成されるJECFA(合同食品添加物専門家委員会)によって安全性が確認され、EU諸国やオーストラリアでは広く使用されており、健康への影響はないと考えられます。

 日本マクドナルドでは、当該商品の販売の即日中止と同時に、別のメーカーからのホットアップルパイの供給体制を既に整えており、現在販売しております商品は食品衛生法の基準に適合しています。現品もしくはレシートをお持ちのお客様には、下記の通り弊社お客様サービス部へお送り頂き、代金相当の商品券と送料をお返しさせていただきます。

 当該製品は、今年7月18日から9月5日までに、関東以北および沖縄県で、これまでに4,984ケースを販売しております。

 本件は、輸入者である日本水産が行う通関手続きにて、最新の製品仕様書を生産者のバマ社から入手したところ、製品仕様が変更され、従来使用していなかった着色料が含まれていることが判明しました。さらに詳細調査を行い、9月5日に「アゾルビン」の使用が確認されました。

 日本マクドナルドでは、日頃より品質管理には最善の注意を払って参りましたが、お客様はじめ関係各位にご迷惑をお掛けする結果となり、深くお詫び申し上げます。(本件につきましては、お客様へのお詫びとお知らせを新聞に至急掲載する予定です。)今後は、このようなことが再発しないよう管理体制の一層の強化に努め、万全を期する所存でございます。




■対象商品

 2003年7月18日〜9月5日までに下記対象地域で販売したホットアップルパイ

■販売地域(15都道県)

 東京都(世田谷区を除く)、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県、
 宮城県、福島県、新潟県、秋田県、山形県、岩手県、青森県、北海道、沖縄県

■現品またはレシートのご送付先

 〒163-1339  東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー
 日本マクドナルド株式会社 お客様サービス部

■お客様からのお問い合わせ先

 日本マクドナルド(株)お客様サービス部 0120 - 010 - 916
(9:00〜17:00 土日・祝日・年末年始を除く)
 日本水産(株)お客様サービスセンター 0120 - 837 - 241
(9:00〜17:00 土日・祝日・年末年始を除く)